奄美大島への引越し業者の費用を安くするポイント

近年、地方移住がちょっとしたブームとなりつつあります。とりわけ、東京をはじめとした大都市に暮らす人が、都市生活に見切りをつけて地方移住するケースが多くみられます。
地方移住の移住先として人気があるのは離島です。その中でも特に注目を集めているのが、奄美大島です。
鹿児島本土と沖縄本島の間に浮かぶ奄美大島は、「東洋のガラパゴス」と呼ばれる美しい島です。

離島でのスローライフを送りたいと考える人は多くいますが、さまざまな理由で躊躇する人が多くいることもまた現実です。この理由のひとつに、引っ越し費用の問題があります。
今回は、『奄美大島への引っ越しの業者選び』と『奄美大島への引っ越し費用を抑えるためのポイント』についてお話ししたいと思います。

奄美大島への引っ越し 業者選びのポイント

俗にいう「引っ越し」とは、都市から都市へ住まいを移すことを指します。この場合、テレビCMなどでお馴染みの引っ越し業者へその作業を依頼することが一般的です。こうした引っ越しでは、大型トラックで荷物を引っ越し先へ輸送することになります。この輸送は陸路を使うことが基本となります。

離島への引っ越しは”専門業者”がおすすめ

前出の”普通の引っ越し”に対して、離島への引っ越し (移住) では、トラックでの荷物の輸送は一般的ではありません。その理由は極めて単純で、輸送費用が非常に高額だからです。
奄美大島をはじめとした離島への引っ越しは、船を使った輸送、いわゆる「海上輸送」で行われます。
海路を利用する離島への引っ越しは特殊ですから、前出の”お馴染みの引っ越し業者”よりも、離島への引っ越しを専門にした引っ越し業者を選ぶことをおすすめします。
奄美大島においては、驚くことに『奄美大島への引っ越しに特化した業者』がいます。
奄美方面へ就航するフェリー会社と提携しており、”業界最安”と謳うほどの格安輸送費で奄美大島へ引っ越しをすることができます。また、奄美大島のみに特化しているだけあって、独自のパイプとノウハウを活かした手厚いサービスを提供しています。

安くて安心なのですから、奄美大島へ引っ越しをする際には、こうした特化型の引っ越し業者を利用しない手はないでしょう。

引っ越し費用を抑えるためのもうひとつのポイント

続いて、『引っ越し費用を抑えるためのもうひとつのポイント』をご紹介します。このポイントをきちんと押さえるためには、先述した「海上輸送」について知識を備えておくことが大切です。

海上輸送とは

奄美大島をはじめとした離島への引っ越しの際、荷物の輸送は海上輸送で行うのが一般的であるとお伝えしました。

この海上輸送で使われるのが「コンテナ」です。コンテナとは、ひとことでいえば鉄製の大きな箱です。離島への引っ越しの際には、荷物はこのコンテナに入れて引っ越し先へ運ばれることになります。

海上輸送で使われるコンテナには主に3つのサイズがあります。詳しくは以下の通りです。
「10F」「12F」「20F」(F = フィート:約30cm)
10F:幅 約3m × 奥行き 2.3m × 高さ 2.3m (約4畳分)
12F:幅 約3.6m × 奥行き 2.3m × 高さ 2.3m (約5畳分)
20F:幅 約6m × 奥行き 2.3m × 高さ 2.3m (約8畳分)

[引っ越し荷物の目安] 10F:2~3人家族で荷物は少な目
12F:2~4人家族で荷物は多め
20F:一戸建てなどに住んでいる人、荷物がかなり多い人

当然のことながら、コンテナは小さければ小さいほどその料金は安くなります。つまり、荷物が少なければ、それだけ引っ越し費用を抑えられるということです。この点は普通の引っ越しと変わりありません。

奄美大島のような離島への引っ越し費用において、その大半を占めるのは「海上輸送費」と「コンテナ料金」です。これを分かりやすく整理すると以下のようになります。

「海上輸送費」 = 『業者選び』
「コンテナ料金」 = 『荷物を減らす』

これでもうお分かりいただけたことでしょう。
奄美大島への引っ越し費用を抑えるためのポイントは『業者選び』と『荷物を減らす』、この2つなのです。

ちなみに、20Fコンテナは10Fコンテナの約2倍の輸送費用となります。離島への引っ越しをするほとんどの人が、10Fもしくは12Fのコンテナを利用しています。つまり、奄美大島へ引っ越しをした人たちのほとんどは、荷物を整理・処分しているということです。

終わりに

以上、『奄美大島への引っ越し費用を抑えるためのコツ』をお伝えしました。

普通の引っ越しに比べ、どうしても高くついてしまう奄美大島への引っ越し。その引っ越し費用を可能な限り抑えることで、奄美大島へ移り住むことがもっと身近になることでしょう。
そのために、今回お伝えした『業者選び』と『荷物を減らす』、この2つのポイントをしっかりと押さえておきましょう。

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